もとはPERSONAL CLUβ -E.O.U - estream release party- (2022/10/24, @Shibuya WWW)にて演奏した曲。メインのピアノとシンセパッドのみの簡素なノンビートの曲で、二回ぐらい作り直してこの形になった。wind screenという題で作っていたけども長くてカットした。冷たい朝を迎えたときの心地よい風に触れた瞬間、みたいなテーマな気がする。Yabujin – 8888を見て作った。
一番最後にできた曲。これができる前にOne Boiling Pointに聞かせたら前半にもセーブポイントみたいな曲が欲しいよねとのことで確かにと思ってつくった。リズと青い鳥が好きだからサウンドフォントのオーボエを入れた。こっちは風だけど晴れてなくて、灰色の街に吹きすさぶ風、みたいな感じかも。
けっこう最初の方にあった曲。曇り空のイメージ ほんとはこの曲からアルバムを始める想定で作っていた。元あったデモをPCのスピーカーから流した音を録音して、さらにスクリューしている。MACINTOSH PLUS – Ladyの音質を思い出してやった気がする。
tr10 - libraryのスクリューエディット。ボコーダーもかなりかけてある。Vaporwaveて手法をスクリューという行為・選ばれやすいサンプルの性格から切り離してみてみよう、という今作の裏テーマがあって、この曲は後者を試そうとしたんだと思う。間奏?の部分でちょっとmidnight television感がうっすら出せてよかった。
これもE.O.U.リリパのときあった曲。こっちの方が先にできたので連作の一個目にしてある。何かを思い出すときに今手にしているものが少しずつ零れていく感覚、ていうか 歩幅から抜け落ちたものが遠くなっていく感覚 時間が過ぎていくことのさみしさ みたいな 言葉にすると難しいですね
まずこの曲の大元が2023年の8月ぐらいにできて、この曲をどう出そう?となってアルバムを作り始めた。それぐらい気に入っている。春っていうか冬に春を待ちわびてるイメージかも 作ったのは夏だけど メインのシンセリフはFors – Superberry ほんといい音 ほかのパキっとしたシンセはだいたいCOBALT8M トーフさんにもらって今回大活躍した とくにMIDIの挙動がたまによくわからなくて良い。入れたMIDIが一オクターブ上がったり逆に下がったりする、そこで面白いボイシングになったりする。ドラムは最初Synth1のみで作っていたけど気に入らなくて、そのあと出来上がるまでにかなりかかった。結果的にマスタリングでやっとちょうどいいドラムの質感になった。
これはE.O.Uのリリパのときはまだなかったけど、テーマがちょっと近かったので連作の三つ目にした。これも最初はSynth1とAbletonのEchoを土台に作ってたけど、COBALT8Mでだいぶ肉付けした。そのあとに柴田さんの家でモジュラーを触らしてもらって録音した素材とか、あとミキサーのノイズをいれた。冷たい風が吹きすさぶときのウィンドブレイカーの不快感、滲み出る汗や肌に触れている感覚をテーマに作った気がする。カーテンはさよならポエジー – Calmapartから連想した。
tr9を作った時ついでに作った曲と、もう一個のデモを組み合わせて作った。Overmonoのアルバムを聞いて、曲のイントロとかアウトロがあるといいなと思って作った。thinkにショートディレイをかけてタイムをいじる…みたいなのはJacques Greene – Relay (Skee Mask Remix)の影響、505のタムとかはCallum Asa (ft. 140) - Drips (Zenker Brothers Remix)の影響だと思う。制作中はILIAN TAPEまわりをほんとによく聞いた。曲もマスタリングもほんといいレーベルだとおもう。
これも最初はリフとパッド・ベース最初のドラムしかなかった。うまく肉付けできたと思う。wind 1と3を遠巻きな視点で見るとこういう曲になるかなと思って作った。今回はわりと気象条件に関わる曲が多いかも。
最初にできたときからあまり触ってない。夜の暗い図書館(に行ったことはないけど)の静けさ・建物自体の上品さゆえの不気味さというか、そういう雰囲気の曲。大貫妙子のメトロポリタン美術館みたいな…ちょっと違うかも… igaにだいぶミックスを手伝ってもらってかなりウェットな質感になって気に入ってる。これはマスタリングでだいぶ低音が削られてて、聞きやすくなって良かった。
ほんとはこれも6分ぐらいあるハウスの曲だったのだが、フルで入れようと思ったけど長すぎるしダレそうなのでスクリューしてアウトロだけ入れた。tr3とはちがってこっちはCabinetていうAbletonのプラグインで無理やりスピーカー鳴りっぽくしてる。マスタリングで音像がより近づいた
未来・過去が自分の手から離れる感覚…みたいなテーマ。タイトルはThe Weeknd – Out of Timeからの連想。朝五時ぐらいのムードかも、wind 1ぐらいの暗さだけどちょっと温度感が変わってるみたいな感じ
このアルバムでかなり気に入っている。おそらくVGMが参照点であるトラップが好きで、あの空気感をずっと出したかったんだけど、ちょっとムードは違うけどでもこれでちょっといいのが出せたと思う。
ニルヤの島 (2024/09/22 @Hatagaya FORESTLIMIT)というイベントがあって、その日がちょうど秋分の日で、寒くなって秋の始まる日だった。その時の寒い時期が始まるとき特有の肌に触れる冷たさが嬉しくなって作った曲。確か会場側じゃなくて運営のひとが録音してくれてた音源がめっちゃ音割れてて、でもその音が割れたエレクトロニカのサイン波の鳴りがなんか面白くてイントロで真似した気がする。
柴田さんの家で録音したProphet-6とグラニュレータみたいなリバーブ(名前忘れた… リバーブの状態をそのまま保持してシンセパッドみたいにできるみたいなやつです)の素材を切り貼りした曲です。最後のノイズはPulsarだと思う。ここまでは合わせ鏡に反射し続ける光みたいなイメージだったけどここで別方向の裂け目から光が差してきて外に出るみたいなイメージ
シンエヴァ然り、最後は外側に出ていくようなものが好きなのでこれを入れた。ドラムをなくしてアンビエントとしてシューゲイザー的な音像をやってみようという感じだった。これは誰もやっていないだろうと思ったが配信で出す前に小松千倫さんがComputer Musicでやってた、しかも歌があるしめちゃくちゃいい曲だった… エコーのフィードバックですべての音があいまいになっていって終わるというのがやりたかった。
il – mix for Virtual River vol.2
fabric presents - Leon Vynehall
Skee Mask – Essential Mix (2021.05.15)
ニルヤの島, FORESTLIMIT (2024.09.22)
~離 @空とあたたかい, WALL_alternative (2024.07.06)
K/A/T/O MASSACRE 500th 〜Tokyo, FORESTLIMIT (2024.10.30~31)
芦奈野ひとし – コトノバドライブ
鬼頭莫宏 – 終わりと始まりのマイルス
伴名練 – なめらかな世界と、その敵
スケッチブック ~full color‘s~
終物語, 撫物語
じょしらく
どぅー・いっと・ゆあせるふ
GJ部
Ableton – Live 10 Suite
Sennheiser – HD25
Sennheiser – HD600
Steinberg – UR22
Modal Electronics – COBALT8M
Roland – JD-Xi
Lenovo – Ideapad L340
Daichi Laboratory – Synth 1
Valhalla – Shimmer
Fors – Superberry
Sixth Samples – Deelay
Inphonik – RX950